2022-07

手首

「ガングリオン」の診断と治療

腫瘤が手首の甲や手のひらなどにできます。痛みは無い事がほとんどですが、神経が近くにあると神経を刺激して痛みが出る場合もあります。手術をしても再発がありえます

「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」の診断と治療

以前は、ステロイド注射を実施し、効果がだんだん乏しくなってきたら手術でしたが、ハイドロリリースの効果が良好なので、手術の必要性はあまり無いです
手首

「橈骨遠位端(手首)骨折」の治療

ズレが小さい場合はギプス治療で、大きければ手術という事になります。ギプス治療の適応は一定のガイドラインがあるのですが、これを知らない整形外科医が多く、問題です

「肘部管症候群」の診断と治療

他の様々な疾患では、まず保存治療を提案しますが、肘部管症候群は早期手術を勧めています。肘を曲げていくと肘部管の通り道がより狭くなるため、肘を深く曲げない様に日常生活では注意してもらいます
医療制度

整形外科専門医とは

医師の能力は数値化できないため、専門医制度をつくり、ある程度の指標を作っている。それぐらいでしか専門性を判断できないという事です
手首

「ドケルバン病(腱鞘炎)」の診断と治療

腱鞘炎で有名な疾患は「ばね指」で、病態は同じですが部位が異なる点で、腱鞘内注射はばね指よりもより慎重に選択・実施しています

「母指CM関節症」の診断と治療

治療はサポーターやステロイドの関節注射を行います。手術の方法は様々あり、関節固定術、切除関節形成術、大菱形骨全摘出、大菱形骨部分切除など

「手根管症候群」の診断と治療

軽症であればサポーター着用が効果あります。手術は、原因となっている横手根靱帯を切って、神経への圧迫を無くします。悪化しすぎる前に手術を受けることが重要です