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「ガングリオン」の診断と治療

手首

症状

腫瘤(こぶ)が手首の甲や手のひらなどにできます。
痛みは無い事がほとんどですが、神経が近くにあると神経を刺激して痛みが出る場合もあります。

好発年齢

年齢・性別にほぼ関係なく、発生します。

診断

超音波(エコー)で他の腫瘤と区別でき、とても有用です。

治療

何もしない
悪性では無く、症状のない人がほとんどなので、そのままにする場合が多いです。
(但し、他の腫瘍ではない事を診断した上で)

穿刺
針を刺して、内容物(ゼリー状)を吸引します。
しかし、再び貯留することが多いので、患者さんと相談した上で時々実施するくらいです。

手術
どうしても腫瘤が困る患者さんには手術をします。
腫瘤すべてを取り除く方法もありますが、最近は腫瘤の根元を切除することが重要とも言われています。
手術をしても再発をすることがあります。(ですので、あまり手術をお勧めしていないです)

手術費用<その他諸費用(薬代など)が別途必要になると思います>
3割負担の方:約1万~2万7千円
<内訳>
・ガングリオン摘出術の場合:3050点(=30,500円)

*麻酔:全身麻酔の場合;閉鎖循環式全身麻酔5;6000点(=60,000円)
    上肢伝達麻酔の場合;170点(=1,700円)
(診療報酬点数2022年4月に基づいて計算)